ワークマンを支えるアンバサダー制度。無報酬でも続く理由【ワークマン様インタビュー⑤】

まさに #2 ワークマンの歴史を変えたある異常値…。バイカーからの熱烈な支持を集めたある商品とは？ で綿ヤッケをキャンプで着てくださったのが、アンバサダー第1号のサリーさんという方です。

その時に、「こんなに売れるのか」ということで、サリーさんの意見を聞いて製品を出すことになりました。
私たちが知らない、その分野の知見をいただければ、製品がもっと良くなるんじゃないかということですね。

それで、2019年からアンバサダー制度を開始しました。

まず、ワークマンのファンであることです。
ワークマンの製品が好きで、それをSNSで挙げてくれてる方を、担当社員が1人で探しています。

ワークマンからお金を払うことなく、無報酬となっています。その代わりワークマンからは、3つのことを提供しています。

はい。まず1つ目として、新製品の発表会やメディア向けの内覧会などに招待してます。
2つ目に、新製品が出来上がったらサンプルを数点ずつお渡ししています。
そして、3つ目が一番喜ばれているのですが、製品開発時にご意見・知見をいただいています。

開発協力した製品が店舗で販売することになると、大変喜んでくださいます。

その他にも、結構自由にやっていただいています。

提供した商品以外にも、お店で買った商品をSNSに上げていただいていますので、そういう意味では販促面で、我々としてはとてもありがたいと思っています。

はい、まさにそのような関係です。お金を払ってコメントしてもらうと、あんまり信憑性がないというか。

アンバサダーの方は、良いことも悪いことも言ってくれるので、信憑性が一番高いと思います。