前回に引き続き、株式会社ワークマンの八田様に、誰も知らないワークマン雑学についてインタビューをさせていただきました!
- インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
- ①黄色と黒のロゴマーク誕生秘話とマークに隠された文字とは?
②行こうみんなでワークマンの誕生秘話!水曜日のダウンタウンの説にもなった○○ハウスのCMとの関係とは?
③30年以上前にあった超幻のプライベートブランド?群馬県の市で桐生だけ店舗が無い理由とは?
前回はワークマンのロゴに隠された意味や、創業当時に売っていた意外なものについて、お話を伺いました。
今回は、「行こうみんなでワークマン」というCMソングの誕生秘話と、吉幾三さん以外にいたイメージキャラクターの候補者について、引き続き八田さんにインタビューした内容を記事にしています。
なお、この内容は以下の動画にもまとめていますので、そちらも是非!
八田様のご経歴
1990年に株式会社ワークマンにご入社。
現在は加盟店推進部の部長を務め、これから新しくフランチャイズ店舗のオーナーになる方々の最終面接を担当。
「行こうみんなでワークマン」はもともと「やる気ワクワクワークマン」だった?
めちゃくちゃ気になります!
実は、昔のサウンドロゴは「やる気、ワクワク、ワークマン」だったんです。
ある時を境に、「行こうみんなでワークマン」に変わりました。
当時は、サウンドロゴが流行っていて、「セブンイレブン、いい気分」とか、韻を踏んでるじゃないですか。
それと一緒で、「やる気ワクワクワークマン」というのが作られました。
作曲者は不明?のサウンドロゴ
このようなCMを打つ際は、当然、広告代理店を使うんですよ。
その担当の方がバンドマンで、週末はライブハウスに出たりしていたそうなんですよ。
その担当者が自ら、「やる気ワクワクワークマン」のあのメロディーを作曲したんです。
そうなんです。なので、作曲者不明で著作権もない状態だったんです。
その後、「行こうみんなでワークマン」になって、あの有名なCMソングになりました。
水曜日のダウンタウンの説にもなった、似ているCMソング
あの有名なCMソングにも裏話があります。
気になりますか?
これ、水曜日のダウンタウンでも話題になったんですが、覚えていますか?
某○○ハウスさんのCMととても似ているという事です。
はい、ありましたね!
吉幾三さんが歌うワークマンと○○ハウスさんのCMソングがとても似ていて、片方を歌うともう片方が思い出せなくなるという説です。
それですそれです。
本当によく似ているのですが、実はそれには理由があります。
え、そうだったんですか?
では、似ているのも当然というか、そういうリクエストだったんですね!
はい、吉幾三さんは引き受けてくれて、「行こう、みんなでワークマン」という部分を膨らませて、曲を作ってくれました。
うちのは、パクリ…というかオマージュなんですよ。
吉幾三さん以外のイメージキャラクター候補がいた?
私が入社した頃、イメージキャラクターを起用するのが流行っていました。
色々な人選をしたと聞いていますね。
吉幾三さん以外にも候補がいたと。
はい、都市伝説ですが、当時の対抗馬は武田鉄矢さん、西田敏行さん、中村雅俊さんなどの名前が挙がっていたそうです。
私の中では、西田敏行説が根強かったんですけど。
ところが、最近事実が判明しました!
レオナルド熊さんをご存知ですか。
すみません、存じ上げませんでした。
意外すぎる名前です…。
やはり、作業服のイメージがあるということで、吉幾三さんに決まったのかなと思います。
私もCM撮影に立ち会ったことがあるのですが、本当に作業服が似合うんですよ!
背も高くて、めちゃくちゃカッコいいです。
本当に、吉幾三さんで良かったと思います。
未だに、「吉さん、戻ってこないかな」というネットの呟きをよく見かけます。
本当に、ワークマンの成長を支えてくれた大切な方だと思います。
まとめと次回
なんと、あの有名なサウンドロゴが、有名な作曲家ではなく広告代理店の方が作曲していたとは!本当に誰も知らないお話でした。
そして、水曜日のダウンタウンの説は私もテレビで観ていたので、裏話が聞けて本当にうれしかったです。
水曜日のダウンタウンもそこまで掘り下げていなったので、この記事と動画で初めて明かされた真実ですね!
次の記事では、現在のプライベートブランドの前にあった超幻のプライベートブランドについて、そして群馬県の市の中でなぜか桐生市だけ店舗がない理由についてお話いただきます。
お楽しみに!