ヤマダホールディングスインタビュー第6弾

静岡から九州への勤務地変更と育児休業取得の実例を紹介【ヤマダホールディングス様インタビュー⑥】

前回に引き続き、ヤマダホールディングス様に人事・採用に関するインタビューを行っています。

インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
【#1】日本一の家電量販店 ヤマダデンキの経営戦略とは?
【#2】年間700名を超える採用実績。ヤマダホールディングスの求める人物像とは?
【#3】年間700名を超える採用実績。社員全員の質を上げるヤマダホールディングスの研修制度とは?
【#4】ヤマダホールディングスの新入社員へインタビュー!先輩社員の手厚く優しいサポート
【#5】ヤマダホールディングの働き方改革。勤務地希望の実態は?
【#6】ヤマダホールディングスの社員へインタビュー!静岡から九州への勤務地変更の実績を紹介
【#7】対前年比120%!大人気の自社ブランド商品の秘密に迫る
【#8】ヤマダホールディングスのブランド価値を作るのは、1人1人の従業員の行動変容

前回までは執行役員の清村様に、ヤマダホールディングス全体の制度についてお話をお聞きしました。その中で、転勤の制度や、男性の育児休業の推進についてお話がありました。

今回は、実際に転勤を行い、その後育児休業を取得された、山田様にインタビューを行った内容をまとめました。前回記事の続きなので、まだの方は是非↑のリンクから読んでみてください。

ヤマダホールディングス山田様

ヤマダデンキ 山田様

静岡県で販売員として勤務時に、子育てのため奥さまの出身地である熊本県に転勤。
その後、育児休業を取得。

静岡から熊本に転勤。そして育児休業を取得した経緯

R副委員長

先ほど清村様にインタビューをさせていただきまして、ヤマダデンキ様の人事制度についてお話を伺いました。

今回は、熊本に異動なさって、育児休業を取得された山田様にお話を伺ってみようと思います。山田様よろしくお願いいたします!

山田さん
よろしくお願いいたします!
R副委員長
まずは簡単に自己紹介をしていただいてもよろしいでしょうか?
山田さん

はい、年齢が今42歳です。静岡の方で結婚しまして、その後熊本に配属されました。

熊本での生活は3年目で、6歳と2歳の子供がいる状況です。

R副委員長

育児休暇を男性である山田様が取得されたということをお伺いしましたので、そちらについてお話を聞かせていただければと思います。

まずはじめに、制度を知ったきっかけを教えてください。

山田さん

第1子が生まれた時は制度について知らず、取得はしませんでした。

第2子が生まれる時に制度を知って、取得しようと思いました。

R副委員長

第2子の際に取得されたんですね。

何か理由はあったのでしょうか?

山田さん

第1子が生まれた時は自分は静岡で働いていて、奥さんは実家の熊本にいました。

そういった状況の中、出産の2日後に、奥さんの体調が非常に悪くなってしまいました

R副委員長
そうだったんですね、それは大変です…。
山田さん

はい、その時は実家に住んでいたので、なんとか大丈夫だったんですが、産後の1, 2週間は非常に不安定になることがありました。

また、場所が遠いことで奥さん・子どもになかなか会えないというのがありました。

その経験から、第2子の際は育児休業に関する制度の勉強をして、取得を決めました

育児休業取得時に不安だったこと

R副委員長

ありがとうございます。

育児休業の制度を使う際に、不安なことは何かございましたか?

山田さん

やっぱり「取得がまずできるか」っていうことですね。

実際に自分の周りで取得した男性の方があまりいなかったので、相談相手や相談する場所が分からない、というのが一番不安でした。

R副委員長

制度取得の不安という点ですが、今後取得される方は山田さんのご実績・実例もあると思うので、少し安心なのかなと思いました。

山田さん

そうですね、そうなると良いですね。

あとは、復帰後に元通り働けるか?という不安もありました。

R副委員長

そうですよね。

実際に復帰されていかがでしたか?

山田さん

やっぱり一年経つと変わっている部分があったので、最初は非常に追いついけるかなと心配した記憶があります。

しかし、同じ店舗の社員の手助けもあり、業務は滞りなく行うことが出来ました。

ご家族や職場の方の反応

R副委員長
熊本に転勤されるご決断をされた時に、ご家族の方の反応はいかがでしたか?
山田さん

奥さんの実家の方に移るとなると、例えば親の介護をどうするのか?という問題を抱える人もいるかと思います。

私の場合、兄が親の面倒みることになっていたので、そのあたりは個人的にはスムーズでした。

R副委員長

ありがとうございます。

続いて熊本に移られて、育児休業を取得する際の、同僚の方や職場の雰囲気について教えていただければと思います。

まず最初は、どなたにご相談をされたのでしょうか?

山田さん

まずは直属の上長に相談をして、あと店長の方にも相談をしました。

とてもスムーズに進めていただいたので、非常に助かりました。

山田様のインタビュー風景
山田様のインタビュー風景
R副委員長
育児休業から職場に戻ってくる時の、店舗の方のご反応や職場の雰囲気というのはいかがでしたか?
山田さん
まあ、人によってはですけど、珍しいような感じで受け止めていたと思います。
R副委員長

これから山田様のような方が増えてくると思いますので、そういった珍しいような反応は無くなっていくのかなと思います。

ちなみに育児休業から復帰された後に、一番苦労されたことは何でしたか?

山田さん

やっぱり生活面ですね。

奥さんも働いているので、子供の面倒をみる時間とか、生活時間のサイクルなど大きく変わるので、それらに順応していくのは大変でしたね。

R副委員長
そういった中で、熊本の店舗の皆様のサポートですとか、ご協力など何かありましたか?
山田さん
そうですね、子どもに何かあった時など休みの希望が通るので、そういったところは非常に助かっております。

これから育児休業を取得される方へメッセージ

R副委員長

これからヤマダデンキさんの中で、こちらの制度を活用して働きやすい環境が整備されてくると思います。

山田様の方から後輩の方に、何かアドバイスをいただいてもよろしいでしょうか?

山田さん

経験をしてからじゃないと分からないっていう部分があります。

ちょっと大きい話になれば、少子高齢化で子供一人しか産まないっていう家庭が多いと思うんですね。なので、まずそういった制度があるということを認識してもらうと非常に良いと思います。

R副委員長

山田様はお1人目の時には育児休業は取得されなかったということですので、両方の立場を見てるからこそのご意見だと思いました。

今後山田様と同じように育児休暇取得される方が増えるといいですね。

山田さん

はい、あと育児休暇という言葉もありますが、「休暇」だとどうしても休んでいるっていうイメージが先行してしまいます。

「育児休業」という言葉を使って皆さん取得していただくと、子どもに対しての責任も生まれると思います。

R副委員長

確かに、実際休暇を取っているわけではなく、あくまで休業されているということですよね。

そこはまだまだ私も勉強不足でしたので、教えて頂けて大変参考になりました。ありがとうございます。

まとめ

R副委員長

今回は、ヤマダデンキ様で育児休業と育児に伴う転勤、こちらの二つを行いました山田様にお話を伺いました。

山田様、本日はお時間いただきまして、ありがとうございました!

山田さん
はい、こちらこそありがとうございます!

今回は、熊本で勤務されている山田様に、転勤制度や育児休業制度について、お話を伺いました。

子育てについて、店舗のサポートがあるというのが、とても印象的でした。
山田様が育児休業を取得された際は、男性ということで珍しかったとのことですが、今後は普通になってくるのだと思います。

次回は、ヤマダデンキのオリジナル商品開発について、再び清村様にお話を伺います。
お楽しみに!

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>群馬県桐生市出身のメンバーで構成

群馬県桐生市出身のメンバーで構成

エンジニア・料理人・営業・大工などなど様々な経歴を持つメンバー
ただ一つの共通点は桐生市出身ということのみ

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