前回に引き続き、株式会社カインズの広報部 宮田様にインタビューを行っています。
- インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
- ①カインズ デジタル化など第3創業期がもたらした変化とは?
②ベイシアグループとカインズの関係性 前橋吉岡店のクッキングファンとは?
③カインズが低価格で高品質な商品を開発し続けられる理由。メンバー(社員)全員が開発者?
前回は、カインズの歴史や中期経営計画における「PROJECT KINDNESS」の取り組みについてお話を伺いました。その中で、デジタル戦略によってアプリを導入するなど、大きな転換を迎えています。
今回は、ベイシアグループの中で、他の企業と連携して進めている事業についてインタビューした内容をまとめています。
宮田様のご経歴
2018年に株式会社カインズにご入社。
店舗での業務を経て、現在は広報部に所属。
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ベイシアグループとカインズ
はい、食品を中心とした部門のベイシアや、ワーキングウェアを中心とした衣類部門のワークマンなど、各社の強い個性をハリネズミのように尖らせていき、その尖った価値をお客様に提供している企業集団がベイシアグループです。
ハリネズミ経営、というキーワードを他のインタビュー記事で拝見したことがあります。
ベイシアグループの企業間で、協力して何か事業を進めることはありますか?
カインズのスーパーセンターと呼んでいるような、前橋吉岡店が一つの例です。
前橋吉岡店では、通常の店舗と同様に、日用雑貨やDIYをはじめとするカインズのオリジナル商品をご購入いただけます。
また、同じフロアにベイシアを併設していて、共通のレジでお会計ができるようになっています。
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面白い取り組みですね!
気になる調理器具があれば、カインズの店舗ですぐ買えると。
低価格なカインズの商品
お子さんがいるメンバーの一人が、「カインズではベビーフードがめちゃくちゃ安く買える」と言っていました。
他にも、むらせライスっていうお米もとても安いと。
どうしてこのような安い提供が可能なのでしょうか?
ベイシアグループ全体の調達力を使った形での価格戦略があったりするのでしょうか?
言えることとしては、特にPB(プライベートブランド)の商品に関しては、製造・デザイン・物流をすべて自社で決めることができます。
そうすると、商品開発の時点で物流コストを下げられるような運搬方法を検討できるので、低価格での提供に繋がってきます。
ありがとうございます!
オリジナル商品の開発をしているところが、やはり強みなのですね。
まとめと次回
今回は、ベイシアグループとカインズの関係性や事業連携についてお話を伺いました。
ベイシアグループでは、「ハリネズミ経営」と呼ばれるように、尖った価値を提供する企業が集まっています。カインズとベイシアが同じフロアにある前橋吉岡店や、クッキングファンという料理教室などで、連携して行っている事業もあるそうです。とても面白い取り組みだと思ったので、是非行ってみたいですね!
次回は、カインズの商品開発体制について、引き続き宮田様にお話を伺っています。お楽しみに!