桐ペイの運用イメージ

群馬県桐生市の電子地域通貨が「桐ペイ」に決定!というニュースが全然盛り上がっていない件について

群馬県桐生市は、令和4年11月から電子地域通貨の運用を開始することになりました。運用にあたり、電子地域通貨の名前を公募で募り、その結果「桐ペイ」になったことが7月29日に発表されました。

今後しばらく使われるであろう「桐ペイ」の発表について、地元民はさぞかし盛り上がっているだろうと思い、Twitterでつぶやきを検索したところ、発表から3週間経過してもたったの4件…。しかもそのうち一つは上毛新聞のアカウント、一つは知財に関するニュースアカウント、一つは我々のアカウント、ということでそれらを除くと1件しか呟きがありませんでした。

これはあまりに悲しい!ということで、電子地域通貨について,そして桐ペイについてまとめていきます!

電子地域通貨って何よ?

電子地域通貨とは、特定の地域のみで使うことができる電子通貨です。電子地域通貨はその地域の経済を発展させることに繋がると考えられることから、現在様々な自治体が導入を進めています。

お金の地産地消というわけですね!

電子地域通貨の地産地消のイメージ

自治体によりますが、地域通貨発行時や何らかの地元イベントに参加することで、ポイントが付与される設計のようです。それにより、経済の発展に加えて、地域コミュニティの発展も狙っているというわけです!

例えば、同じ群馬県の中で導入済み、もしくは導入が決定している地域としては、以下が挙げられます。

  • 沼田市: tengoo (てんぐー)
  • 邑楽町: コハクペイ
  • 高崎市: 高崎通貨
  • 太田市: OTACO(おたこ)

このあたりの導入事例については、また別途まとめたいと思います!

桐生市でも電子地域通貨の導入が決定!

「電子地域通貨のメリットは結構ありそう」ということで、桐生市でも導入が決定しました!

桐ペイについて、市議会で議論されているイメージ

冒頭で紹介した通り、令和4年11月から、桐生市では電子地域通貨の運用が開始されます。

しかし、せっかく導入しても浸透しなければ意味がありません。導入コストもかなりかかるので、それ以上の経済効果を生み出さなければ失敗ということになります。

電子地域通貨がその地域に浸透するかどうか、それは「名前がいかにキャッチーか?」にかかっていると言っても過言ではないでしょう。キャッチーでなければ、何となく嫌悪感が生まれ、お店側・消費者側が導入を進める障壁となるでしょう。

前述した通り、例えば沼田市では「tengoo (てんぐー)」という名前の通貨が導入されています。

公募の結果

桐生市では、電子地域通貨運用にあたり、その名前を公募で募ることになりました。

令和4年7月1日(金曜日)から7月22日(金曜日)まで募集期間があり、530通の応募があったそうです。その結果、タイトルにある通り「桐ペイ」になったことが発表されました。ちなみに、7名の方が「桐ペイ」と応募し、その方々には桐ペイポイント5000円分が贈呈されるそうです。

応募者が名前にこめた思いとして、以下が紹介されていました。

  • 桐生市の「桐」の字を使うことで桐生市のものであるとすぐにわかる。
  • キャッシュレス決済を意味する単語「ペイ」の認知度が高い。
  • 「桐」と「ペイ」で、桐生市の電子地域通貨とイメージできる。
  • 簡単明瞭で、幅広い年齢層に覚えてもらえる。覚えやすい。

桐生市市役所HPより

ちなみに我々お散歩委員会が考えた案は?

我々はお散歩委員会は、毎月第1・3土曜日の20:00 ~ 21:00 にて、FM桐生にてラジオをやっているのですが、その番組中にメンバーで名前を考えてみました。それぞれが考えた案はこちらです!

  • 副委員長: TOBICHI(とびちー、とびち)
    • 理由)桐生が飛び地という珍しい地名だから
  • メガネ書記: おりひめコイン
    • 理由)桐生の交通機関と言えば、おりひめバス
  • チャーリ料理長: YAGIBU(やぎぶー)
    • 理由)桐生と言えば、八木節祭り
  • バント営業部長: KINOコイン
    • 理由)桐生のマスコットキャラクターの、キノピーと森産業とかけて
  • ダブドリ現場主任: はたっち
    • 理由)織物の「機織り」と「タッチ」して使うという意味で
  • U委員長: 桐谷美ペイ
    • 理由)特になし…

はい、ふざけた名前もありますが、皆結構いい名前なのではないでしょうか?正直、この中から決まると本当に思ってました…笑

しかし、結果をみると、考えうる中で恐らく最もベタな「桐ペイ」に決定していて、力が抜けてしまいました。私の「桐谷美ペイ」は当然ふざけていますが、頭の中にまず「桐ペイ」があって、それだとあまりにつまらないから、という理由で改良した結果です。

メンバー内でラジオ中にトークしていた時も、「ベタにいくなら桐ペイみたいなことだよね?」という話をしていました。

なので、思い付いていなかったわけではないのです!思い付いたけど、ベタなので採用しなかっただけなのです…!

 

はい…ただの負け惜しみです笑

でもあれですね?
老若男女、いろいろな人が使うことを考えると、シンプルな方がいいと思うので、「桐ペイ」とても良いです!!

我々はちょっと考えすぎてました。

世間の反応

この記事を書いているときは、桐ペイに決まってから3週間ほど経過しているのですが、残念なことにあまり話題になっていないようです。

ツイートを検索している様子

Twitterでつぶやきを検索したところ、たったの4件。なお、前述した通り、そのうち一つは上毛新聞のアカウント、一つは知財に関するニュースアカウント、一つは我々のアカウント、ということでそれらを除くと1件ツイートされているだけです。

非常に残念です…。今のところ、桐生市民には馴染んでいない・そもそも知られていない、と判断せざるを得ません。

桐ペイ導入推進のための施策

しかし、まだまだこっからです!!桐生市は、導入を推進するために、以下の施策を行う予定です。

  • 現金チャージ時に、チャージ金額の30パーセント分のポイントを付与(最大2万円までのチャージに対して)
  • スマホアプリ限定で、初回チャージ後に500ポイントを付与

その際に、「桐ペイ」「桐ペイ」と口にする桐生市民が増えてくることでしょう。我々の名前に案に勝ったのですから、是非そうなってほしいです!

まとめ

はい、ということで、いまいち盛り上がっていない桐生の電子地域通貨、桐ペイについてまとめました。

これから、ポイント付与など魅力的な施策が行われるので、そのときに盛り上がってくると信じています!何か情報のアップデートがあれば、微力ながら我々のアカウントでも宣伝していきます。

皆さんも、桐谷美ペイ、略して「桐ペイ」を是非好きになって一緒に盛り上げていきましょう!!

桐ペイの運用イメージ
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>群馬県桐生市出身のメンバーで構成

群馬県桐生市出身のメンバーで構成

エンジニア・料理人・営業・大工などなど様々な経歴を持つメンバー
ただ一つの共通点は桐生市出身ということのみ

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