群馬県ソフトテニス成年男子③-群馬ビッグ3 群馬県を代表する選手に迫る

勝利して盛り上がる選手たち ※写真提供:ソフトテニス・オンライン
勝利して盛り上がる選手たち ※写真提供:ソフトテニス・オンライン
インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
群馬県ソフトテニス成年男子チーム①-国体2位の快挙 国体への出場資格や条件のまとめ
群馬県ソフトテニス成年男子②-国体2位の快挙の裏側には選手とのコミュニケーションを大切にする監督の指導方針があった
群馬県ソフトテニス成年男子③-群馬ビッグ3群馬県を代表する選手に迫る
群馬県ソフトテニス成年男子④-国体2位の裏側 期待の新戦力の台頭

こんにちは!バント営業部長です。

国体での成績、監督へのインタビューと2回に渡ってお届けしてきたソフトテニス成年男子チームですが、今回は選手たちの素顔を暴いていこうと思います。

まだまだあどけなさが残る群馬代表メンバー
まだまだあどけなさが残る群馬代表メンバー

国体と聞くと実業団に所属する社会人の選手が多いイメージを持ちますが、選手の年齢は19歳~23歳と非常に若く、選手の第一印象にはあどけなさを感じました。

ところが、一人ひとり話を聞いていくと、しっかりと自分の考えを持ってプレーをしている事や、自分の思っている事を言語化し相手に伝える事のできる「芯」の通った人物だという事が良くわかりました。

若いのに感心してしまいました。

まずは主力メンバーでもあるビッグ3(スリー)の3選手をご紹介していきます。

考えるテニスで勝利へ導くキャプテン

下田選手
下田選手

監督からの選手紹介

須永監督
須永監督

下田選手を初めて見たのは彼が大学1年生の時で、すごい選手だと感じました。

でも、当時は試合中に気持ちが散漫になることもあり、逆転負けをする残念なシーンなどもありました。

そこから3年間で心身ともに成長して、大学4年生となった現在では全国でも通用する実力を持った選手に成長してくれました。

気持ちが弱くなるところがあるので、自信をもってプレーをして欲しいという事と、練習をやり過ぎてしまうので、怪我には注意して競技を続けてもらいたいと考えています。

自身のテニスについて

下田選手

頭の中で次のプレーの事や、相手の考えている事を何パターンも考えながらプレーをする事を意識しています。

技術が同程度の相手であれば、よりたくさんの場面を想定できるかで勝利に近づけると考えています。

練習の時から「考える」事を常に意識する事で、試合中でも「考える」事があたりまえになるようになるように取り組んでいます。

今後の目標

下田選手
大学を卒業しても現役を続けると事を決めたので、より高いレベルの技術を身に着けられるように努力していきます。
自分より若い世代の選手たちとも意見交換をしながら、自らの技術に関して伝えられるものは伝えていきたいです。
そして、2029年には群馬国体があるので、そこに出場する事を目標に頑張っていきたいです。
自分の考えを言語化する能力が非常に高く、自分の事はもちろん、他の選手やチーム全体の事も考えて分析しながら立ち回っているだろうなと、短いインタビューの時間からも感じました。
これから社会人となり、仕事との両立が必須になりますが、彼ならば心配はいらないでしょう、チームとしても、とても頼もしい存在でる事は間違いありません。
下田選手はInstagramでテニスレッスンのアカウントも運用して情報発信をしています。
下記にURLを載せておきますので、彼の指導を受けたい方は見てみて下さい。

天才的なライジング使い

草野選手
草野選手

監督からの選手紹介

須永監督
須永監督
彼を初めて見たのは大学2年生の時で、関係者からは天才だと聞いていた。実際にプレーを見てみたが、ライジングショットが特に素晴らしく、普通では打てないタイミングで打つことができる。やはり天才だと感じました。
今年から社会人となり環境が変わったので、思うような練習ができなくなってしまうことを心配していますが、群馬県のエースとして活躍してくれています。

あえて群馬を離れて心身ともに成長

草野選手は館林市で産まれ、小学生の時からソフトテニスをやっていたのですが、高校を選択する段階で人生の転機となる大きな決断をしていました。

草野選手
中学の時に思うような成績が残せなくて、高校進学を期に環境を変える事で成長できないかと考えました。
群馬県内でも声を掛けて頂いていた高校はあったのですが、色々と見学に行かせて頂いて岐阜県の高校に進学する事を決めました。
親元を離れての県外の高校での寮生活を選んだ草野選手、苦労も沢山あったと思いますが、
成長できた点も多くあったと話していました。
草野選手
寮生活になって良かった点は、一人になる時間が増えた事です。中学までは両親にテニスに関してのアドバイスをもらう事が多かったので、どうしてもその意見に流されてしまい、自分で考えてプレーをする事ができていませんでした。
でも、寮生活となって一人の時間が増えた事で、プレーや練習法などを自ら考えてやれるようになったが事が一番大きかったです。

今後の目標

草野選手
社会人となり、練習時間が思うように取れなくなってしまうのですが、その中でも群馬県代表として使って頂いているので、仕事とテニスの両立を考えて取り組んでいきたいと考えています。
また、29年に群馬県で国体が開催されるという話もあるので、そこまで現役でプレーできるようにトレーニングを続けていきたいです。
高校進学の段階で親元を離れる決心をした勇気と行動力には純粋に感心させられましたし、両親がいない環境をチャンスと考えてレベルアップしていける姿勢が彼の強さの秘訣であると感じました。
社会人となり、テニスを取り巻く環境が変わり、練習ができなくなる事を須永監督は心配していましたが、彼ならば自ら考え、更なるレベルアップをしてくれる、そんな気がします。

天皇杯も狙える逸材

高城選手
高城選手 ※写真提供:ソフトテニス・オンライン

監督からの紹介

須永監督
須永監督
彼を初めて見たのは3年前でしたが、天皇杯などの全日本のタイトルも取れる逸材だと感じました。
下田、草野と合わせてビッグ3とすれば、全国でも戦えると思いました。
シングルスでもダブルスでも高いパフォーマンスをしてくれるので、チームには欠かせない存在になっています。
現在は怪我と戦っているのですが、本人と怪我の状態を確認しながら復活に向けてサポートしていきたいです。

怪我を治して活躍を誓う

高城選手は取材の当日にお会いできなかったので、後日、須永監督を通じて取材をさせて頂きました。

バント営業部長
ソフトテニスを始めた時期や経歴を教えてください
高城選手
小学生の時にソフトテニスを始め、中学までは地元で、高校からは前橋の高校に進学してプレーを続けてきました。
現在は都内の大学でソフトテニスを続けています。
バント営業部長
22年のとちぎ国体で印象に残っている試合はありますか?
高城選手
北海道戦での負けられない緊張感が最高に楽しかったです。
初戦を落としての2番手という事で、絶対に負けられない状況でしたし、雨というコンディションで不安もあったのですが、チームを支えてくれている関係者の方やチームメイトの為に絶対に勝ちたいという強い気持ちを勝利に繋げる事ができた試合でした。

今後の目標

高城選手
先ずは怪我をしっかり治して、思い通りのプレーができるように調整をしていきたいです。
そして、国体の舞台で更なる活躍を見せていきたいです。
実際にお会いできなくて非常に残念でしたが、非常に能力の高い選手という事は分かりました。  今は怪我をしていて、本調子ではないとの事なので、しっかり怪我を治して万全な状態でプレーを見てみたいですね。

群馬ビッグ3

ここまでは群馬県を代表する3名の選手をご紹介してきました。
如何でしたでしょうか?
それぞれが芯を持っていて、自分で考えて行動ができる(職場に欲しいですね・・・)
プレーだけでなく人間としても素晴らしい選手達だと、改めて感じました。
須永監督がビッグ3と名付けて、彼ら3人をを中心としたチームを作っている理由が分かる気がします。
これからも群馬県のソフトテニスの担い手としての活躍を期待していきたいです!!
次回は期待の若手選手たちをご紹介します。
お楽しみに~!
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>群馬県桐生市出身のメンバーで構成

群馬県桐生市出身のメンバーで構成

エンジニア・料理人・営業・大工などなど様々な経歴を持つメンバー
ただ一つの共通点は桐生市出身ということのみ

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