ヤマダホールディングスの商品開発

対前年比120%!大人気の自社ブランド商品開発の秘密に迫る【ヤマダホールディングス様インタビュー⑦】

前回に引き続き、ヤマダホールディングス様にインタビューを行っています。

インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
【#1】日本一の家電量販店 ヤマダデンキの経営戦略とは?
【#2】年間700名を超える採用実績。ヤマダホールディングスの求める人物像とは?
【#3】年間700名を超える採用実績。社員全員の質を上げるヤマダホールディングスの研修制度とは?
【#4】ヤマダホールディングスの新入社員へインタビュー!先輩社員の手厚く優しいサポート
【#5】ヤマダホールディングの働き方改革。勤務地希望の実態は?
【#6】ヤマダホールディングスの社員へインタビュー!静岡から九州への勤務地変更の実績を紹介
【#7】対前年比120%!大人気の自社ブランド商品の秘密に迫る
【#8】ヤマダホールディングスのブランド価値を作るのは、1人1人の従業員の行動変容

前回は、実際に男性で育児休業を取得された、山田様に取得にあたっての会社や周りの社員の反応についてインタビューを行いました。今回は少し話を変えて、オリジナル商品の開発について、再び清村様にお話を伺います。

前回記事の続きなので、まだの方は是非↑のリンクから読んでみてください。

ヤマダホールディングス清村様との写真
ヤマダホールディングス清村様との写真

清村様のご経歴

出身は福岡県に本社を置くベスト電器。2012年、ヤマダ電機(当時)グループに入り、現在は、ヤマダホールディングスの執行役員、経営企画とサステナビリティ推進を務める。

ヤマダデンキの自社ブランドはどのように開発している?

R副委員長
ここまで長い時間、人事・採用についてお話いただき、ありがとうございます。
清村さん
いえ、こちらこそです。
R副委員長
話変わりますが、自社ブランドについてお話をお聞きかせください。
清村さん
はい、お願いします。
R副委員長

ヤマダデンキさんのホームページを拝見しますと、自社ブランドに力強く取り組まれている印象を受けます。

会社としてどのように取り組まれているのでしょうか?

清村さん

私共の自社ブランドは、単に一流ブランドの安売り品、代替となる製品を作ることは毛頭考えておりません

私共は店舗を通じて、毎日お客様と接する機会があるため、お客様の声を直接反映した商品を提供できるよう努めております

R副委員長
しっかりお客様のニーズを店舗から拾っているということですね。
清村さん
はい、家電製品や家具インテリアを使われる上で、お客様からの「こういう機能があったらいいね」、「こういう機能があると困りごとがもっと便利になるんだよね」という声をしっかりと聞いて、製品づくりに生かしているのが最大の特徴です。
R副委員長
具体的に、何か事例などがあれば教えていただきたいです。
清村さん

そうですね、例えば夏場の扇風機。
「夏場は活躍するけど、片づけるときに場所をとって苦労するね」というお困りごとを聞きまして。

じゃあ折りたたみができる扇風機を作ってみたらどうかって? という発想で、今年「オリヒメ」というブランドで、折りたたみの扇風機を実際に作ったんです。

R副委員長

まさにお困りごとを直接解決する製品ですね!

オリヒメという名前もキャッチーです。

R副委員長

ありがとうございます。確かにメーカーさんの作る製品の改良とは違う切り口を感じました。

実際に接客し、お客様に商品を提案しているヤマダデンキさんの社員さんだからこそ、聞けるようなお客様の声を集めているということですね。

清村さん
はい、その通りです。

お客様からの評価

R副委員長
実際に、お客様の評価というのはいかがでしょうか?
清村さん

おかげさまで良い評価をいただいています。

新たに発売した様々なエッセンスの効いた製品については、カテゴリーの中で、対前年比120%ぐらいの販売が伸びております。

R副委員長
凄い数字ですね!
清村さん
はい、そういった数字から、お客様には大変好評いただいているのかなと思っています。

今後の商品開発

R副委員長
今後もそういった自社ブランドの開発は続けていかれるのでしょうか?
清村さん
はい、私たちは家電製品に限らず、暮らしの中で必要な家具やインテリアといった分野でも、お客様のお困りごとや生活を豊かにする製品作りを手掛けていきたいと思っています。
R副委員長

家電以外にも、ということですね。

家具という側面では、どのような製品を作られるのでしょうか?

清村さん

代表的なものとしては、電動ソファーや電動ベッドといった、本来座るだけや寝るだけの機能に対して、電気屋ならではの電動系の家具をつくっています。

また、一般的にはハイブリッド型と呼ばれる、家電や家具をあえて合体した製品を自社ブランドでしっかりと作っていきたいと思っています。

R副委員長

ありがとうございます。

お話聞く前は、自社ブランドというと値段が安くなるのがポイントだと勘違いしていましたけど、お客様からの声を聞いて付加価値を付けていくというのは大変興味深く勉強になりました。

清村さん
いえ、こちらこそありがとうございます。

まとめ

今回は、執行役員の清村様に、オリジナル商品の開発方針についてお話を伺いました。

他メーカーの商品と同じような製品を安く販売するのではなく、機能を洗練して販売しているという点で、驚きました。
そして、その機能は、実際に店舗で接客しながらお客様の声を反映しているのも、全国に実店舗を構えるヤマダデンキならではだと感じました。

次回は、ヤマダホールディングスのインタビュー企画、最終回です。
最終回は、「ブラント価値をいかに作り上げていくのか」について、清村様にお話を伺っています。

お楽しみに!

インタビュー記事一覧(クリックすると展開されます)
【#1】日本一の家電量販店 ヤマダデンキの経営戦略とは?
【#2】年間700名を超える採用実績。ヤマダホールディングスの求める人物像とは?
【#3】年間700名を超える採用実績。社員全員の質を上げるヤマダホールディングスの研修制度とは?
【#4】ヤマダホールディングスの新入社員へインタビュー!先輩社員の手厚く優しいサポート
【#5】ヤマダホールディングの働き方改革。勤務地希望の実態は?
【#6】ヤマダホールディングスの社員へインタビュー!静岡から九州への勤務地変更の実績を紹介
【#7】対前年比120%!大人気の自社ブランド商品の秘密に迫る
【#8】ヤマダホールディングスのブランド価値を作るのは、1人1人の従業員の行動変容
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>群馬県桐生市出身のメンバーで構成

群馬県桐生市出身のメンバーで構成

エンジニア・料理人・営業・大工などなど様々な経歴を持つメンバー
ただ一つの共通点は桐生市出身ということのみ

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