お散歩委員会のチャーリ料理長です。昨年の東京オリンピックは日本選手団の活躍が目立ちましたね!
特に印象に残っているのが、バスケットボール女子の銀メダルでしょう。
この活躍により、バスケ界に注目が行くようになったと思います。男子バスケットボールの方に目を向けると、八村 塁選手や渡邊 雄太選手が渡米し、NBAに挑戦しています。
日本国内を見ると、2016年に開幕したジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(略称:B.LEAGUE)が6年目を迎えています。
そのB.LEAGUEの中に群馬のチームが存在します。その名も、群馬クレインサンダーズといいます。
今回はそのクレインサンダーズが、今シーズン(2021-2022)に初のB1に昇格したことを祝し、チームの歴史などについてまとめてみました。
YouTubeでも『馬でもわかる群馬県講座』として公開しています!こちらも是非!
群馬クレインサンダーズの由来とその歴史
チーム名由来は「鶴」と「雷」ってなぜ?
まず、群馬クレインサンダーズの名前の由来について説明します。
チーム名の『クレイン』は鶴、『サンダーズ』は雷を意味します。
上毛かるたでお馴染み「鶴舞う形の群馬県」でも書かれているように、群馬は『鶴』の形に似ています。
そして、同様に上毛かるたで「雷と空風 義理人情」とあるように、群馬はとても雷が多く降る土地と言われています。
この2つの特色から、クレインサンダーズと名付けられました。
鶴は日本の象徴とも言える鳥であり優雅な美しさと、器用さなどを連想させ、雷はまさに群馬の象徴でエネルギッシュでスピード感あるパワーを連想させます。
引用元:群馬クレインサンダーズ HP
沿革・歴史
群馬クレインサンダーズの運営会社である株式会社群馬プロバスケットボールコミッションは、2010年6月に設立されました。設立から約12年経過したことになります。
その後、2011年9月に、群馬クレインサンダーズとしてbjリーグにて活動を開始しました。なお、bjリーグとは、現在のB.LEAGUE の前身ですね。
B.LEAGUE 最古のチームは 1947年創立のシーホース三河 なので、それに比べるととても若いチームであることが分かります。
2016年9月に開幕されたBリーグですが、群馬クレインサンダーズはB2での活動から開始しました。
そして、2020-2021シーズンで見事B2優勝を果たし、念願のB1昇格。現在開催されている2021-2022年シーズンでは、B1で試合を行っています。
詳細な歴史は、公式サイトを引用させていただきます。
2010年6月 運営会社である株式会社群馬プロバスケットボールコミッション設立
2011年9月 チーム名を群馬クレインサンダーズとしてbjリーグにて活動を開始
2015年5月 2014-15シーズンにて初のプレイオフ出場
2016年9月 Bリーグ開幕に伴い、B2東地区での活動をスタート
2017年5月 Bリーグ初年度(2016-17シーズン)において、B2東地区優勝を飾る
2019年5月 2018-19シーズンにて、2年ぶりにB2東地区優勝、プレーオフにて準優勝を飾る
2021年5月 B2 PLAYOFFS 2020-21 優勝を飾り、B1昇格
引用元:群馬クレインサンダーズ HP
B.LEAGUEでのくわしい成績
昨年(2020-2021)シーズンで見事B2優勝を果たした群馬クレインサンダーズですが、それ以前のB.LEAGUEでの成績を見てみましょう。
2016-2017: B2 東地区1位 PO3決敗退
B.LEAGUE開幕シーズンは、B2東地区として活動を開始しました。40勝20敗という成績で見事東地区で地区優勝を果たし、プレーオフ進出しました。
しかしプレーオフでは、B2セミファイナルで西宮ストークスに敗れ、3位決定戦でも広島ドラゴンフライズに敗れ、プレーオフ4位という結果に終わりました。
残念!
2017-2018: B2 中地区3位
2017-18シーズンでは、B1・B2の昇降格チームの関係で、B2東地区からB2中地区での活動となりました。
結果は、32勝28敗の中地区3位という成績に終わり、プレーオフに進出はできませんでした。
2018-2019: B2 東地区1位 PO準優勝
2018-19シーズンは、また昇降格の影響でB2東地区でスタートしました。43勝17敗で見事二年ぶりの東地区の地区優勝を果たし、プレーオフ進出。
プレーオフB2セミファイナルは、熊本ヴォルターズに2勝1敗で勝利し、ファイナル進出しました。しかし、B2ファイナルでは信州ブレイブウォリアーズに二連敗で敗退しプレーオフ準優勝で終わりました。
最後は残念でしたが、準優勝という輝かしい成績。通常であればB1に昇格できる成績なので、なぜか翌年(2019-2020)もB2で活動することに…。
このあたりの謎は以下記事で紹介しています。
2019-2020: B2 東地区2位
2019-20シーズンは、前シーズン同様B2東地区でスタート、34勝13敗で東地区2位、B2全体の4位でしたが、新型コロナウイルスの影響で、プレーオフが開催されずにシーズンが終了しました。
まとめと次回
世界中がコロナ禍の中、群馬県で一つの光が生まれます。スポーツは人の心を躍らせるいいエッセンスだと私は思います。
群馬県民の方はもちろん、この記事を読んで興味を持ってくれた方は、ぜひ一緒に応援しましょう!
なお、B1昇格を果たした群馬クレインサンダーズですが、チーム強化を図った新体制を発表しました。
- ホームタウン移転と新アリーナ建設
- チームスタッフの入れ替わり
- 新戦力の補強
などなど、大きく変わってB1に臨むクレインサンダーズについては、以下記事で詳しく紹介しています!